土地の歴史

2020年06月10日(水)

今日、6月10日は入梅。
暦上の「梅雨入り」の日です。
農家の方にとって梅雨入りの時期を知ることは、田植えの日取りを決めるにあたり重要なことで、目安を設けるためにこの暦日が出来たそうです。

 

毎年この時期は、近くの田んぼが田植えを終えて水がはられ、生息しているたくさんのカエル達が夜に合唱しているのがうるさくて嫌だなと思っていました。しかし、ここ数年で多くの田んぼが宅地になり、最近では続々と家が建ったため、カエルの声が聞こえなくなり、とても静かになりました。

ご近所に新しく建った家を見ながら…ここはきっと、相続があって、土地の売買があって、土地の分筆があって、また売買があって、家が建ったのだろうな、なんて…お仕事で土地の謄本を見る機会が増えたせいか、そんなことを想像してしまいます。
先日、自分の住んでいる土地のことも気になり、保管してあった謄本を改めて見直してみました。
元々ご近所の方が所有していて、田んぼだった土地が宅地になり分筆され、我が家の土地になっていました。
自分の住む土地にも歴史があるのだと思うと、なんだか愛着が湧いてきます。

相続や売買でその土地の歴史に名を刻まれていることも、なんだか素敵だなと思いました。

 

鈴木

 

 

 

 

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