今日は十五夜です。
十五夜と言えば竹取物語を連想しますが、「かぐや姫」は奥が深い物語ですね。
初めてこの物語を読んだ時に、怖くて悲しいお話だと感じたことを思い出します。
また十五夜と言えば、私が小さい頃に過ごした地域では、この日に限り子供がお供えものを泥棒出来る「お月見泥棒」という風習がありました。
夜にお友達と遊ぶことが出来る!
よそのお宅に勝手にお邪魔出来る!
たくさんのお菓子が用意してもらってある!
お菓子を堂々と泥棒出来る!
子供にとって夢のような夜です。
中には数軒、家で採れた里芋を煮転がしにして出して下さっている家があり、「里芋煮の食べくらべ」が出来たのもこの日だけ。
私はお菓子よりも里芋をお腹いっぱいいただいていました。
子供の頃の私にとって、一年に一度のとても楽しみな日、楽しみな夜でした。
今住んでいる地域ではこの風習は無いのですが、皆様の地域ではございますか?
今夜、綺麗なお月様が見られると良いですね。
鈴木
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