事務員伊藤の一日②

2020年02月19日(水)

先週の金曜日のことです。

朝起きた瞬間からどこかいつもと違ってそわそわしている私。

この日は、お仕事で初めての体験が待っていたのです。

それは

公正証書遺言の証人

です。

 

公正証書遺言とは、公証役場で公証人に作成してもらう遺言のことです。

遺言者・公証人・証人2人が揃い、公証人が遺言書の内容を読み上げ

間違いがなければ、署名・押印をし作成されます。

証人は未成年者や遺言で財産を譲りうける人やその配偶者など一定の条件に

当てはまらなければ誰でもなることができます。

 

 

とは言え、なかなか体験する機会はないと思います。

 

 

今回、ご依頼いただいた方は、高齢な方でした。

不動産をお持ちで、自分が亡くなってしまった後のことを考え遺言を作成したい…

 

と依頼をいただきました。

 

遺言者様は入院されており、病室での遺言書作成となりました。

病室に伺うと、署名のために自分の名前を書く練習をされていました。

何度も何度も練習をされていました。

公証人の先生が来られる前に打合せで練習に立ち会い、これから本番うまく書けるのか・・・

 

そして公証人の方が遺言書を読み、遺言者様も内容に同意され署名をしました。

たくさん練習した自分の名前。練習とは違い

とても力強い字で書かれていました。

いろいろな想いがあって遺言を残されたのだと感じとることのできる署名でした。

 

無事、遺言書が作成され、挨拶をし、病院をあとにしました。

 

事務所への帰り道。

車の中で無言になってしまうぐらい言葉にできない、

何とも言えない感情でいっぱいでした。

 

きっと、今日の出来事を忘れることはないと思います。

 

亡くなる前に自分の想いを遺言という形で残し

その家族もまた、遺言者の気持ちを改めて知ることができる。

人の人生の総決算を垣間見たような感慨深い体験をしました。

 

迷われたら、遺言はお守り代わりになる。

そう所長が話してました。

皆様も迷われたら遺言を!!

是非伊藤までご相談ください。

気持ちに寄り添いお話から伺います!!

 

伊藤

 

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